既設の水回りリフォームで課題になったのは、①洗面・脱衣室の出入口が60センチ足らずで狭い、洗濯機の入れ替えも不可能です。②キッチン床と洗面室床には床段差8cmも有った。また、③既存キッチンは奥にⅬ字状に大きく作られていて、キッチン裏にハーフユニットバスが小ぶりサイズで設置されていた。これらを総合的に考慮してリフォームすることになった…
さて、洗面室出入口の拡張とUBスペースを広げるについて、間仕切り壁の改造をするのですが、この家の構造が1階はRC造、2・3階はツーバイフォー工法で、既存浴室間仕切り壁は耐力壁だと判明した。よって出入口壁改造と床段差改修を行い、UBは1216サイズのロングバスタブを採用することにしました。
2階キッチンの奥はリビングです。3枚の引き戸ガラス入り障子は当時特注で作った本格ガラス障子でした。これらのガラス障子は引き戸操作が非常に重たいく使いづらい状態でした。この不具合を戸車式のフラットレールを敷くことで改善しました。全部で3か所の改善をしています。